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#世界の市場を巡る旅

分散型メディア時代の広告・メディアの在り方(FeedTech2016レポ)

FeedTech2016 〜分散型メディア時代の最新トレンドを学ぶ〜(2016/09/06開催)でのスマートニュース株式会社の講演メモです。

今更感満載ですが、PCとかiPhoneにメモしただけだと2度と開かない可能性が高いので、、復習も兼ねてまとめておきます。

 

テーマ

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「広告主とメディアのエコシステムを取り戻すスマートニュースの挑戦」というタイトルで、スマートニュース株式会社の菅原様にお話ししていただきました。内容は、

・生活者の情報取得方法の変化
・メディアはこの先も稼げるのか
・広告に求められる必須要件  などなど。

 

 

 

生活者の情報取得の変化

スマホの登場により、いつでもどこでも情報を得られるようになりました。インターネットメディアの訪問経路も、ブラウザ中心からスマホアプリ中心へと変化。

 

月10回以上使用するアプリは9個だけ!?

興味深かったのが、「アプリゾンビ」(アプリを作っても使われない)という現象のお話。

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人は1ヶ月に平均で27個のスマホアプリを利用しているが、そのうち月10回以上使っているものはたったの9個なんだそう。

 

自分のよく使うアプリを考えてみました。
仕事関係のアプリを除くと、
LINE・ FacebookInstagramTwitter・スケジュールアプリ・はてなブックマーク・カメラアプリ3つで9個!(最近はここにポケモンGOが加わってます。)デフォルトで入ってる電話やメールは今やほとんど使わなくなってしまいましたね〜。

 

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スマートニュースはいかにこの9個に入るかが重要だと考えておられるそうです。

最近増えているのは、これら主要な9個に入っているようなプラットフォーム上で情報を届ける「分散型メディア」

分散型メディアについてはこちらの記事が参考になります。→ もう自社メディアはいらない?分散型メディアでコンテンツは流通する | The Startup

 

分散型メディアで必要になるもの

分散型メディア時代において、メディア運営側は以下のことを考えなければなりません。

・各プラットフォームへの配信を意識したコンテンツ・広告制作
・プラットフォームへの配信・最適化

FacebookTwitterYoutubeInstagram、Snapchat、SmartNews、など、それぞれデモグラも異なるため考えることは山積み...!

 

 

《課題》広告は嫌われている?

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本来の閲覧を邪魔する、クリエイティブにうんざりする、表示が遅い、などの理由で広告は嫌われがち。最近は広告を取り締まる動きさえ出現しています。

 

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ユーザーが若ければ若いほど、サイドバーなど記事以外の部分は見ないそうです。たとえコンテンツであっても、“広告っぽい位置”にあるせいで見てもらえないことも。

 

スマートニュースの考え方は、「広告の体験もまた、メディアの体験そのもの」であり、「メディア体験の質を決めているのは、記事それ自体ではない」ということ。「ユーザー体験」最優先の動きが求められます。 

広告に求められる必須要件

・高速な記事表示
・スクリーンに最適化
・不快でないクリエイティブ

 

  

《課題》メディアは儲からない? 

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メディアは広告収益だけではなかなか儲からない時代となりました。

最近は課金コンテンツが増えつつありますよね。

メディアの構造を変えるべき...!

・ビジネスモデルを変える
・あまり意味の無いインプレッション重視から抜け出す
・ユーザー体験を重視し、分散型メディアへ移行

 

 

 ユーザー体験を第一に考える!

広告自体も、ユーザーに喜ばれたり共感されるものでなければ意味をなさず、ただただうざがられる存在になってしまいます。普段から頭に置いていることではありますが、この講演を通して、広告主もメディア運営者も常に「ユーザー目線」で考える必要があると再認識しました。